漢文を学ぶ(3) (小さな学問の書) [ 栗田亘 ]

小さな学問の書 栗田亘 童話屋カンブン オ マナブ クリタ,ワタル 発行年月:2003年12月01日 予約締切日:2003年11月24日 ページ数:75p サイズ:単行本 ISBN:9784887470385 栗田亘(クリタワタル) コラムニスト。

1940年生まれ。

戦争中愛媛県に疎開した時期を除き、大学卒業まで東京で暮らす。

65年朝日新聞に入り2002年まで在社。

社会問題や世相、教育のあり方などの社説を執筆する論説委員を経て、「天声人語」を担当。

2000本のコラムを書いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 人間到る処青山有り/孟母三遷/人を玩べば徳を喪い、物を玩べば志を喪う。

/良薬は口に苦し。

忠言は耳に払らう。

/先ず隗より始めよ。

/巧言令色、鮮し仁。

/帰去りなんいざ、田園将に蕪れんとす。

胡ぞ帰らざる。

/過ちて改めざる、是を過ちと謂う。

/君子は諸を己に求め、小人は諸を人に求む。

/鳥は宿る、池中の樹、僧は敲く、月下の門〔ほか〕 「漢文を学ぶ」第三巻目をお届けする。

目次を散見するに耳の痛い話が多い。

「子曰、過而不改、是謂過矣」過ちを改めざる、是を過ちと謂う。

「子曰、君子求諸己、小人求諸人」まず自分自身を反省せよ。

なんでもかんでも他人のせいにするな。

いずれも孔子の「論語」からだ。

読んでいると、雷親爺に叱られたようないい気分になる。

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